ロ 信用取引

項目

(イ) 信用取引の種類
(ロ) 信用取引の開始
(ハ) 信用取引の終了

(イ) 信用取引の種類

信用取引には、制度信用取引と一般信用取引があります。

制度信用取引とは、証券取引所の規則による信用取引で、6か月以内に決済をします。

一般信用取引とは、証券会社と投資家の契約による信用取引で、決済期限を無期限にすることも可能です。

(ロ) 信用取引の開始

制限がある場合もあるが、買いからでも売りからでも取引を開始できます。

信用買いとは、証券会社から資金を借りて株を買う取引です。

信用売りとは、証券会社から株を貸してもらい、その株を売る取引のことをいいます。
決済までの間、貸株料と呼ばれる株を借りたことによる借り賃が発生します。

(ハ) 信用取引の終了

3種類の決済方法があります。

・反対売買により損益の差額を受け渡しする、差金決済と呼ばれる方法

・信用買いの場合
 金銭を支払って現物株を買う現引きと呼ばれる方法

・信用売りの場合
 売り建てた株の現物株を渡して、売った時の株価に基づく金銭を受け取る現渡しと呼ばれる方法