推定相続人の廃除の対象者は、遺留分を有する推定相続人に限られるため、遺留分をすでに放棄した遺留分権利者については、廃除の対象者になりませんか?

推定相続人の廃除の対象者は、遺留分を有する推定相続人に限られるため、遺留分をすでに放棄した遺留分権利者については廃除の対象者になりませんか?

廃除の対象者は、遺留分を有する推定相続人に限られるとされています(民法第892条)。


従って遺留分の放棄をした場合には、廃除の対象となりません。