死因贈与とはどのようなものですか?

 死因贈与とはどのようなものですか?また、相続税の課税対象になりますか?
 死因贈与は、例えば「私が死んだらこの家屋を贈与する。」というように、何時起こるか不確定な期限が付いた贈与契約です。
 法定相続人でない者が死因贈与によって相続財産を取得した場合には、その取得した財産は相続税の対象となります。
 このため、相続財産が一定の金額を超えて相続税の課税の対象となる場合には、遺贈により財産を取得した者は相続税の申告義務があります。