• 水. 11月 30th, 2022

FPマネースクール

お金に詳しくなれる!

4 運用方法の知識

4 運用方法の知識

項目

(1) 相関係数
(2) ポートフォリオの期待収益率
(3) リスク(分散もしくは標準偏差)の概念
(4) アセットアロケーションの概要
(5) リスクとリターンのトレードオフ
(6) パフォーマンスの評価
(7) 効果的な分散投資

(1) 相関係数

資産の組み合わせをポートフォリオといいます。

そして、ポートフォリオ運用とは、
性格の異なる金融商品を保有することにより
安定した運用を目指した運用のことです。

この場合に考慮するのが相関係数です。

・相関関係(値動き)が同じでない商品を 保有することにより
リスク低減効果が期待できます。

・相関係数には、1から-1までの範囲があります。

・相関係数が-1だと値動きが正反対になります。

・相関係数が0だと値動きに関係性がありません。

・相関係数が1だと値動きが全く同じになります。

つまり、相関整数が1未満の運用対象を組み合わせることにより
リスク低減効果が期待できるということです。

(2) ポートフォリオの期待収益率

ポートフォリオの期待収益率についてですが、
まず、期待収益率についてご説明いたしますと、
予想投資収益率と状況が発生する確率を決め、
それらを加重平均したものを期待収益率といいます。

そして、ポートフォリオの期待収益率についてですが、
ポートフォリオの期待収益率は、
各組入れ資産の期待収益率にポートフォリオの構成比率を乗じた値の総和です。

実際に計算してみましょう。

例えば、
 A資産の期待収益率が1%、構成比が60%
また、
 B資産の期待収益率が3%、構成比が40%とします。

この事例のポートフォリオの期待収益率は、

 1%×0.6+3%×0.4
=0.6%+1.2%
1.8%(期待収益率)となります。

(3) リスク(分散もしくは標準偏差)の概念

ポートフォリオ理論で使う指標として代表的なものに分散、標準偏差があります。

そして、理論上ですが、
収益率は、統計学上ですが、
68.3%の確率で期待収益率±標準偏差の範囲内に収まり、
また、
95.45%の確率で期待収益率±標準偏差×2の範囲内に収まります。

事例で見てみましょう。

例えば、
期待収益率が4%、標準偏差が5%の場合、理論上、収益率は
68.3%の確率で
▲1
(=期待収益率4%-標準偏差5%)
から
9%
(=期待収益率4%+標準偏差5%)
の範囲内になります。

分散や標準偏差が大きい証券ほどリスクが大きく
小さいほどリスクが少ないとされています。

(4) アセットアロケーションの概要

そして、
投資資金を、株式、債券、不動産などの複数の異なる資産(アセット)
配分(アロケーション)して運用することをアセット・アロケーションといいます。

なお、ポートフォリオという言葉がありますが、
個別銘柄の組み合わせをいう点でアセット・アロケーションとは異なっています。

(5) リスクとリターンのトレードオフ

資産運用の場合、
高いリターンを追求するとリスクも高くなります。

資産運用の場合、
リターンが大きくリスクは小さいというように
両方良いことはないので
リターンとリスクは
トレードオフの関係と言われています。

(6) パフォーマンスの評価

パフォーマンスを評価する方法の一つに
シャープレシオというものがあります。

これは、投資の効率性を示す指標です。

標準偏差が違うポートフォリオの間でもパフォーマンスの比較ができます。
           
シャープレシオ
=(ポートフォリオの収益率-無リスク資産の収益率)÷ポートフォリオの標準偏差

となっています。

シャープレシオの数値が大きいほど投資効率が良く、
パフォーマンスが良いと言えます。

(7) 効果的な分散投資

効果的な分散投資についてご説明いたします。

例えば、理論上ですが、現在のポートフォリオの標準偏差よりも
標準偏差が大きな資産新しく組み入れてたとしても
相関関係が逆の資産を組みいれるならば
全体の標準偏差を小さくすることができます。

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