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本特例における固定合意は、後継者を含む遺留分権利者全員が書面により合意することにより、後継者が旧代表者から生前贈与を受けた非上場株式について、遺留分算定の基礎となる財産の価額に算入する価額を、その合意時の価額に固定することをいいます(中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律第4条第1項第2号)。
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- 一般社団法人FPマネースクール 代表理事、税理士事務所ファイナンシャルプランナー
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担当
FPマネースクールサイトQ&A執筆
資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、宅地建物取引士資格者
早大法卒
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